新司法試験や法科大学院制度についてのブログです。コメント、トラックバックもお気軽に。
平成20年新司法試験考査委員

以下に平成20年新司法試験考査委員のうち、学者考査委員の方の一覧を掲載しております。兼任教員(問題作成、採点等を担当する司法試験考査委員をしつつ法科大学院で教授する方)を0人に!と主張してきた私にとっては、不満がないといえばウソになりますが、決められた枠内であるにせよ、かなり配慮はしたのではないかと感じました。

※実務家委員も含めた全員の名簿を閲覧されたい方は↓こちら
H20年 新司法試験考査委員 一覧←PDF版です。

しかしながら、まだ安心してはならないと言えます。考査委員で名を連ねた方のほうが「李下に冠を正さず」で毅然と誠実に指導なさっていくのかもしれません。個人的には、考査委員経験者の方で任を解かれた方が、採点基準などを堂々と漏洩する危険の方を懸念します。言い出したらキリがないのかもしれません。これは0人にしても付きまとった懸念なので、仕方ないと諦めないといけないのでしょうか。

ちなみに、すべての学者、教授の方が法科大学院教授とは限らないようです。逆に、掲載していない実務家の方がどこかの法科大学院で指導をなさっておられる可能性もあるのかもしれません。

平成20年新司法試験考査委員のうち、学者委員の方の一覧です(敬称略)



憲法

青柳幸一  筑波大学院ビジネス科学研究科

野坂泰司 学習院大学専門職大学院法務研究

毛利 透  京都大学大学院法学研究科



行政法

稲葉 馨  東北大学大学院法学研究科

大橋洋一 学習院大学専門職大学院法務研究

村上裕章  北海道大学大学院法学研究科



民法

中田裕康  一橋大学大学院法学研究科

水野紀子  東北大学大学院法学研究科

松岡久和  京都大学大学院法学研究科

山野目章夫 早稲田大学大学院法務研究科



商法

山下友信  東京大学大学院法学政治学研究科

川口恭弘  同志社大学大学院司法研究科

野村修也  中央大学大学院法務研究科



民事訴訟法

高見 進  北海道大学大学院法学研究科

本間靖規  名古屋大学大学院法学研究科

山本克己  京都大学大学院法学研究科



刑法

川端 博  明治大学法科大学院法務研究科

山口 厚  東京大学大学院法学政治学研究科

只木 誠  中央大学大学院法務研究科



刑事訴訟法

椎橋隆幸  中央大学大学院法務研究科

長沼範良  上智大学大学院法学研究科

逆巻 匡  京都大学大学院法学研究科



倒産法

松下淳一  東京大学大学院法学政治学研究科

笠井正俊  京都大学大学院法学研究科



租税法

水野忠恒  一橋大学大学院法学研究科

谷口勢津夫 大阪大学大学院高等司法研究科



経済法

稗貫俊文  北海道大学大学院法学研究科

泉水文雄  神戸大学大学院法学研究科



知的財産法

大渕哲也  東京大学学院法学政治学研究科

茶園成樹  大阪大学大学院高等司法研究科



労働法

中窪裕也 一橋大学大学院国際企業戦略研究

中嶋士元也 放送大学教授



環境法

大塚 直  早稲田大学大学院法務研究科

北村善宣  上智大学法学部



国際公法

小寺 彰  東京大学大学院総合文化研究科

兼原敦子  立教大学法学部



国際私法

高桑 昭  成蹊大学大学院法務研究科

横山 潤  一橋大学大学院法学研究科


H20年 新司法試験考査委員 一覧←PDF版です。

※私大における兼任教員(問題作成、採点等を担当する司法試験考査委員をしつつ法科大学院で教授する方)が激減した気がします。国立大学中心ですが、前年と比べて極端には偏っていないように思えます。

受験生の皆さん、まだまだ納得していない方がいるかもしれませんが、とりあえず少しは改善されていくのではないでしょうか?学者兼任委員が0人ではないにしては司法の公正が少し回復しそうな気も。。。来年度以降受験をされる方、がんばってくださいね。
2007.12.19(00:31)|管理人:司法公正の主張・意見コメント(1)トラックバック(2)TOP↑
http://school7.2ch.net/test/read.cgi/shihou/1196465772/
新司法試験考査委員による出題リークの件 112

上記の2ちゃんねるのスレッドにこのブログのURLを掲載していただいているようです。スレ立てしてくださった方に感謝いたします。(※スレ立てしたのは私ではございません(笑)

今回は、2ちゃんねる他ネットの功績について少し書きます。2ちゃんねるがお好きな方には申し訳ないのですが、もともとは嫌いなサイトだったんですよね。私の周囲でも、匿名性を利用した誹謗・中傷などを否定的に捉える方も多いのが事実です。「嫌い度数」と「年齢」は比例するようにも感じます。

ただ、慶應大学法科大学院の司法試験問題漏洩事件の情報を収集するに当たり、やはり2ちゃんねるは圧倒的に情報が早く、またいろんな外部サイトの紹介もあり、見直しました。

もっと見直すきっかけになったのは、過去から続いてきた考査委員による問題の漏洩疑惑が、これほど社会問題に発展したのは、新司法試験制度の性質だとか、植村氏の漏洩レベルが悪質だとされたからだとか、諸説あるところですが、何より大勢の受験生や関係者が2ちゃんねるほかネット上で意見を書いたことに端を発すると言っても過言ではないのではないでしょうか?

もちろん、匿名性からくるデメリットもありましょう。しかし、2ちゃんねるほかネットがなければ、昔のように「仕方ない」となぁなぁで済まされた可能性も十分あるわけです。また他のデメリットとしては、情報操作の危険性もあることは忘れてはならないのでしょう。書き込みを見てきた感想ですが、関係者が事実とは違う方向へ誘導しようとする(工作)ケースも実際にありましたね。

2ちゃんねるサイト管理人もおっしゃっておられた(伝聞ですが)

・何が真実で何が虚偽か、見極めるながら情報収集すること

これも忘れてはならないのでしょうね。

何はさておき、昨今の各種偽装問題も匿名的な内部告発に端を発するものであり、性質は似ているように思います。この行為が、権力者や不正をしうる地位にある者への有効な「抑止」手段であることを改めて認識せねばならないでしょう。特定の思想から運動をする人たちと同視してはいけません。「ただの一般市民」が告発しているケースも多いのですから。

そういった意味で、2ちゃんねる他ネット上のサイトで、漏洩疑惑に対して意見を書いたり、追及するため動いてきた方(特に受験生レベル)には敬意を表します。

そして、司法が公正であることを守ろうとした人たちこそ、未来の法曹界を担うべき資質を有する人たちであると思います。
2007.12.01(09:20)|管理人:司法公正の主張・意見コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
プロフィール

Author:司法公正
司法試験問題漏洩など不正行為の一掃を目指し、司法の公正を守るブログを立ち上げました。客観的な事実を元に、漏洩疑惑自体が起こらないこと、もし疑惑が生じれば疑惑がかけられた本人からの皆が納得する説明を要求する等、司法の公正を守るための主張をしていきます。コメント、トラックバックご自由にどうぞ。反論も歓迎です。特に法科大学院関係者の方のご意見は大歓迎です(手厳しい反論でもありがたいです)但し、感情論、単なる誹謗中傷に終始する方のコメント等は削除することもありえますので予めご理解願います。
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※確認しましたところ、まだ上記リンク先に登録されている関連サイトは少ないようです。関連サイトをより多くリンクできるよう探したいと思います。

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